Page up▲

アナログゲームライフ006 レビューNo.2:カルカソンヌ 拡張1 宿屋と大聖堂

カルカソンヌが異様に面白いと言う事は先日書きましたが、
その後も、手軽なのでついついやってしまうリプレイ性があり非常にハマっております。

逆に言えばその手軽さに、ちょっとだけボリューム不足を感じたので、
数多く発売している拡張の中でも評価の高い
カルカソンヌ拡張1「宿屋と大聖堂」を購入しましたのでレビューを行いたいと思います。
(無印のレビューまだしてないのに。)

カルカソンヌ拡張1_宿屋と大聖堂_00
日本語版は発売されておりませんがマップタイルには元々文字が書かれていませんし、
販売店が商品に添付している日本語説明書があれば十分です。



(以下、追記へ。)

 


カルカソンヌ 拡張1 宿屋と大聖堂
プレイ人数:2-6
プレイ時間:1試合40分

*プレイには基本セットが必要です。


カルカソンヌ 拡張1 「宿屋と大聖堂」で追加されるマップタイルは18枚。

カルカソンヌ拡張1_宿屋と大聖堂_01


基本セットが72枚(うち1枚スタートタイル)なので併せて90枚。
72→90で丁度25%の増量です。

プレイ時間も単純計算すれば25%増加。
1プレイ20分くらいで終わっていたとしたら25分。
30分くらいで終わっていたとしたら37分強。

うん、物足りなさをカバーする調度良い増加量です。

ちなみに無印ではプレイ人数2-5人でしたが、
この拡張によりさり気なく2-6人になりました。
(1人分の追加ミープルが付属。)


その他、追加された要素で大きいのは
この拡張のサブタイトルでもある宿屋と大聖堂。


カルカソンヌ拡張1_宿屋と大聖堂_02
左が大聖堂、右が宿屋。


街は完成させると1タイルにつき2ポイント入りますが
この大聖堂が含む街を完成させると1タイルにつき3ポイントに昇格します。
(これは紋章のポイントにも反映される。)

ですが、この大聖堂が含まれる街には注意点があって、
通常、ゲーム終了時に完成していない街は1タイルにつき1ポイント入りますが、
この大聖堂が含まれる街が未完成でゲーム終了した場合、配点は0になります。

大聖堂タイル自体が全方向街タイルを設置しないと閉じられない形状なので
相手に街の完成を妨害される可能性も増え、熾烈な邪魔しあいが発生します。
大聖堂付きの街を完成されてしまえば相当なアドバンテージを取られてしまうので
完成を黙って見ている道理は無い訳ですものね(ーー;

ともすればシムシティ的に「俺の街」を発展するプレイになりがちなので
こういうスパイスを効かせてくれるとメリハリがついて良いと思いました。


宿屋は大聖堂付きの街同様、
「道」にポイントアップ効果と未完成の際の減点効果を付与します。

通常の道
完成した場合:
  1タイルにつき1ポイント

ゲーム終了時に完成していない場合:
  1タイルにつき1ポイント

宿屋付きの道
完成した場合:
  1タイルにつき2ポイント

ゲーム終了時に完成していない場合:
  1タイルにつき0ポイント

つまりゲーム中に完成しない限り配点は無い代わりに
完成すれば街タイル並の得点が得られる、と言う訳です。

宿屋道は大聖堂と比べれば完成は容易ですが
それが返って慢心のロンゲストロードになって結局完成しないとか、
対戦者の相乗りを許しちゃったりとか、
大聖堂ほど目は引きませんが小さな小競り合いをあっちこっちで生んで良いかと思います。
(ただ配点が大きすぎる様な気がしないでもない。)


で、小競り合いにメリハリをつけるのが
この拡張で新たに導入される大きいミープルの存在。




カルカソンヌ拡張1_宿屋と大聖堂_03
並べれば解りますがタイルに配置されるとちょっと判別しにくい。
1本でもラインとか入ってれば解りやすかったんですが……。


この大きいミープルは各プレイヤー1体所持します。
そして1体で通常のミープル2体分のパゥワーを持ちます。

外箱を見る限りは「騎士」を表しているのかもですね、強力です。

通常ルールの場合、
防衛側の視点で言えば自領土のうちは基本的には対策をせずともOKで、
対戦相手に1体置かれた時点でもう1体自分でおけば奪還可能となります。

そもそも同一の街にはミープルが置けない制約もありますし、
防衛側がリンクさせない様な街の配置を心がければそもそも侵略させない事も可能です。
そう言った訳で基本的には侵略側が圧倒的に不利です。

しかし拡張ルールにおいては
大きいミープルにより1手で領土を奪われてしまう可能性を秘めている以上、
防衛側としては大きいミープルを初期配置する、
予め2体配置する様に街を構築する、相乗りされない様なタイルの配置を心がける
等の対策やそれらを考慮した立ち回りが必要になります。

また1体しか大きいミープルが居ない為、
現在、対戦相手の大きいミープルがどこに出張っているかも視野に入れて戦略を練る必要があります。


その他、この拡張のマップタイルには基本セットにはない

・道で挟まれた教会タイル
・平野をぶった切る街タイル
・3つ以上閉じる街タイル



基本セットに少ない
・道が接続された街タイル
・道と街が混在するタイル

が多く含まれます。

これにより相手の街の完成を阻害する為のパターンがいくつか潰されているので
上級者になればいくつそれらのタイルが使用されたか等の把握も重要になるのではと感じました。
(ボカァまだ全然そう言った領域ではないですが。)


とまぁそんな好印象を受けた拡張1。早速プレイ。


結果、



127対95で圧倒的敗北!!!


カルカソンヌ拡張1_宿屋と大聖堂_04
拡張入れて初戦で完成したマップ。


左の方にある大聖堂入りの街。


カルカソンヌ拡張1_宿屋と大聖堂_05


対戦相手が完成させた街なのですが、
この大聖堂は巨大になりつつある相手の街の0点化を狙った僕が配置しました。
(残タイルはかなり少なかったので勝算はあったつもりでした……。)

しかし実際は最短手であれよあれよと街は閉じられて行きゲーム終了直前に完成。
33点も得点される結果に(;´д⊂)

この街を0点にできていれば1点差で勝ってたのに!!(# ゚Д゚)


なんてゲラゲラと笑いながら楽しんだ
良拡張だったのでした。超オススメです。


評価点:9/10
布教したいレベル



良いアナログゲームライフを。
それではまた!




 
左が基本セット。右が拡張1の「宿屋と大聖堂」。
拡張単体では遊べないので注意です。

 

tag:  アナログゲーム ボードゲーム カルカソンヌ レビュー

Page up▲

LOGO1

Post a Comment

comments

Date2015/05/29 08:42 [Edit]
Nameだもん だもん's Mail Addressだもん's URL

本記事と直接の関係は有りませぬが・・・
この手の品のお値段はあまり変わらないのだなぁ、と愚考(特に拡張キット)。 ( ’、’) アルイミ カカクノユウトウセイ?
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org339881.jpg
(資料は とある雑誌の 1988年1月号の広告ページ)


(別記事向け)
コンナノアッタトハ・・・ (-ω-)ゞ
ttp://mukankei961.blog105.fc2.com/blog-entry-6347.html

Date2015/05/30 21:06 [Edit]
NameNaoten(ナオテン) <span class=Naoten(ナオテン)'s Mail Address" /><span class=Naoten(ナオテン)'s URL" />

○だもんさん

> 本記事と直接の関係は有りませぬが・・・
> この手の品のお値段はあまり変わらないのだなぁ、と愚考(特に拡張キット)。 ( ’、’) アルイミ カカクノユウトウセイ?
> (資料は とある雑誌の 1988年1月号の広告ページ)

 ぬうぅお。これは貴重な資料ですぞ!

 結局どこまで行っても「コマとボード」ですし、
 「売れる金額」と言うのはある程度決まってきてるんでしょうねぇ。


> (別記事向け)
> コンナノアッタトハ・・・ (-ω-)ゞ
> ttp://mukankei961.blog105.fc2.com/blog-entry-6347.html


 あ、これは分かり易いですなー!
 旧パンデミック拡張の「絶体絶命」に関しては
 買おうかどうしようか悩んでいるところだったので、
 じっくり読んでみます!!

Page up▲

Post a Commentpac

Private message

Page up▲

Designed by mi104c.
Copyright © 2017 直天堂のカステラ, all rights reserved.
02 | 2017/03 | 03

sun

mon

tue

wed

thu

fri

sat

- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

Page up▲

  • 最新記事のRSS
  • 最新コメントのRSS
  • 最新トラックバックのRSS